ゆかちん

リッチー・リッチのゆかちんのレビュー・感想・評価

リッチー・リッチ(1994年製作の映画)
2.8
ぶっ飛んでるけど、子供から大人まで安心して見れるファミリー映画でほんわか観れた。
まあ、暗殺関係の話は穏やかではないけど笑、でも、絶対死なないやろという安心感はある笑。

90年代アメリカの良い意味で能天気なコメディ。
能天気なコメディの中に、人として大切なものは何かについて入ってる。
心の闇とかもなく、現在と未来に希望が持てるから、無邪気に見れていいよね。
しかし、能天気さがタイトル…主人公の名前にも現れてるw



リッチ家は総資産700億ドルを誇る世界一の大富豪の一族である。その御曹司リッチー(マコーレー・カルキン)は、両親の愛を受け何不自由なく暮らしていた。
ある日、旅行に出掛けた両親は乗っていた自家用飛行機に爆弾が仕掛けられ、行方不明となってしまった。
リッチーは社長代行として会社を運営し、そして事業乗っ取りを企む会社重役と対決することとなるーーー。



非現実的だし、アホみたいに金持ちなリッチー家。アホみたいに頭の中お花畑で大丈夫かいなっていう金持ち感覚。
でも、自分たちのお金を独占するとかではなく、自分たちの持つ会社や工場で働く人たちの生活を守るため、クビにすることはないし、その人たちのためになるというのなら手放して自立させることも考える。
ちゃんと還元して回していくことも考えている。
こんな金持ちいたらいいよねー。

パパレーダー、今ならGPSとかスマホとかになるのかな。
レーダーの映像とかにレトロさを感じた笑。
でも、未来な感じもする。


執事キャドベリー(ジョナサン・ハイド)のキャラがよかった!
最初は厳格な嫌な執事かと思いきや、リッチーが野球していた子たちと友達になりたそうにしてたら、気を利かせて彼らを家に招待して遊ぶ機会を作る。
まあ、お金を提示したから着いてきたというのもあるけど、でも、そのもてなしとリッチーの良さでお金関係なく友達になれたのが良かったな。

家の中にマクドナルドあるの凄い〜w

人の良さも含めて、子どもが夢にみるお金持ち像だった笑。

あ、あと、化学者のおじさんもいいキャラしてて良かった。おっちょこちょいなようでめちゃくちゃ優秀やんw
色んなガジェット出てくるの面白かった!

マコーレー・カルキン、ホームアローンのイメージやからか、これも悪いやつ退治する子供役やね笑。

執事や化学者、仲良くなった友達とその母たちと皆で立ち向かうのも良かった。


お金持ちボンボンが、お金よりも大切なもの…友達や家族…というのを改めて見つける話。
心も裕福でありたいね。

それは、リッチーの両親もそうなんだろね。
だって、強固な金庫に入れてる宝物は、金銀財宝ではなく、思い出の品やねんもんな。

悪役がちゃんと悪役やったけど、刑務所入らんかったんやろか?
心が裕福すぎてその辺も受け入れてまうのか、、、?笑。


ホームアローン意識してそうな作品だけど、少し成長したマコーレー・カルキンの演技でした。
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