はるちゃん

ミネソタ無頼のはるちゃんのレビュー・感想・評価

ミネソタ無頼(1964年製作の映画)
4.0
コルブッチ監督作品、観た順番が影響したのかな、たぶん全員死んじゃうんだろうなと思いながら観てたら、ウッキウキのハッピーエンドで嬉しくなっちゃった。

「クレイの無実も証明されたし」と騎兵隊が言う場面やフォックスの手下が「あいつは目が見えない!」という場面などなど、混み入った事情が颯爽とセリフだけでとんとん進んじゃう時があるけど、テンポが良すぎて気にならない。どうして?とか聞くのはヤボ笑

音頼りの最後の銃撃戦が熱すぎる。あの形見あげといてよかったわ。

撃たれたのに酒場まで戻ってきて死ぬっていう、よく分からんけどカッコいい死に方する人、続・荒野の用心棒で耳切られてた人かな。服もほんとカッコいい。

エステラが、フォックスに捨てられそうになりクレイを助けてからの場面。フォックスに貰ったネックレスを外してクレイに相対してる場面の細かさが結構好き。お金じゃなくてずっと一緒に居てくれる人の方がいいって気がついたんだね、ちょっと遅かったけど。

追記
冒頭、クレイがどんな人なのか分かるようになってる場面群(独特な善悪の判断基準)から始まるのだけど、医者のキャラもかなり好き。