とらキチ

ミネソタ無頼のとらキチのレビュー・感想・評価

ミネソタ無頼(1964年製作の映画)
3.5
タランティーノが「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」でアル・パチーノに「世界で2番目に偉大なマカロニ・ウエスタンの監督」と語らせていたセルジオ・コルブッチ監督作品。
無実の罪で投獄された男“ミネソタ・クレイ”が脱走し、生まれ故郷の町へ舞い戻って冤罪を晴らそうとするのだが、驚愕の事実を知って復讐を誓い、単身闘いを挑む。
“ミネソタ・クレイ”は腕利きの早撃ちガンマンなのだが、長年の獄中生活のため視力が弱まってしまっている、この設定が巧いこと効いていて、その目が見えなくなってくる様子の見せ方もとても上手いし、そんなブラインドな状況での最終決戦、銃撃戦でのカッコ良さを増していた。
そしてラスト、せっかくの眼鏡を投げ捨ててしまう謎展開。
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