しあつん

兄とその妹のしあつんのレビュー・感想・評価

兄とその妹(1939年製作の映画)
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妻と自分の妹と3人で暮らすエリートサラリーマンの生き様を描いた物語。途中寝てしまったのできちんとした感想は書けないが、3人のキャラクターがしっかりと描かれていたのは理解できた。

なお、いわゆるタイピストを職業として稼ぐモガである妹が、家庭にいる妻と対照的に描かれている。女同士でお喋りするときなど、恋愛と仕事が対置される形で語られるのは女性が社会進出してきていることの現れなのだろう。
その妹と妻は食卓でよくコミュニケーションを取っており、アイスや栗羊羹などを分ける姿に和まされた。
山登りのシーンでもコーヒーを沸かしていたりなど、食べ物の小道具にこだわりを感じる。

囲碁のシーンでは囲碁する人のシミュレーションの思考が映像で示されているようで面白かった。
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