2001年。 監督は須永秀明。
原作は町田康の短編小説。
映画の脚本を依頼された売れない脚本家(永瀬正敏)が、シナリオハンティングに行ったりするお話。
昆虫を何度も移したり、すごい汚れた部屋の描写があったり、耳障りなうるさすぎな音楽を執拗に繰り返したりと、不快指数が高い作品。
若き日の降谷建志(当時21歳ぐらい)がかっこいいのだが、演技は下手です。 お父さんにアドバイスを求めたんだろうか。
鳥肌実も、同じぐらい下手です。 音楽を手掛けているのが會田茂一(EL-MALOの人)だったりもして、サブカルっぽいというかオルタナティブというか、そんな感じの美意識を感じました。
不条理というか訳の分からない展開は、たまにちょっと笑えるんだけど、基本的には面白くないです。 公開するレベルに達してないと思う。
独りよがりが全開の作品でした。