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永遠のモータウンのいののレビュー・感想・評価

永遠のモータウン(2002年製作の映画)
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「一軒の小さな家の狭い地下室で、F・ブラザーズは数々の名曲を誕生させた」


邦題より原題の方が今作の内容に合っているような気がする。音楽偏差値の高い映画で(多分)、Fランク相当のわたしには理解できてないことばかりだったけど、でも観て良かった。モータウンの曲や演奏に携わったファンク・ブラザーズに焦点を当てたこの映画が制作され、彼らにスポット・ライトが当たって本当に良かったと思う。すでに亡くなったメンバーも何人かいらっしゃっるなかで互いへの思いもよく伝わってきた。


たくさんのこと理解できてないし憶えていられないから、せめて『メイキング・オブ・モータウン』で理解した2つのコトは心に刻みたいと思う。①マーヴィン・ゲイの♪What's Going On♪で、ファンク・ブラザーズははじめてクレジットされたって言ってたこと ②My Girlのリフを生み出したのはロバート・ホワイトさん




フィルマはじめて以降、ドキュメンタリーも今までよりも観る機会が増えた。1960年代後半というのがアメリカにとってどのような時代だったのか、まだ漠然とではあるけれど、なんとなく摑めてきた気がする。これは、人間にとっては小さなゼロ歩かもだけど、 わたしにとっては大きな飛躍です。
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