半落ち→警察用語で容疑者が犯行の一部を自供している状態。
完落ち→全てを自供した。
志木和正警視(柴田恭兵)は取り調べで現職警察官、梶聡一郎(寺尾聰)は3日前にアルツハイマーの妻、啓子(原田美枝子)を自宅で首を絞めて殺したと自供しており完落ちで終わるかに見えたが事件が発生してから出頭するまでの空白の2日間についての謎が残る。
藤林圭吾(吉岡秀隆)裁判官特別判事補。
藤林澄子(奥貫薫)藤林の妻。
藤林圭一(井川比佐志)元裁判官。
辻内(本田博太郎)裁判長。
中尾洋子(鶴田真由)新聞記者。
片桐時彦(伊原剛志)検事。
植村学(國村隼)弁護士。
植村亜紀子(高島礼子)学の妻。
島村康子(樹木希林)啓子の姉。
笹岡(斉藤洋介)警務部長。
鈴木(田山涼成)検察事務官。
岩村(石橋蓮司)県警刑事部長。
加賀(嶋田久作)県警本部長。
小国(西田敏行)検事正。
出演者が物凄く豪華でビックリ。
高橋一生なども出てました。
警察上部はマスコミと世間が納得する心中を失敗した哀れな男、それでいいと言う。2300人の警察官が罵声を受けてるとか上部の圧力が凄い。
梶刑事が死を選ばなかったその理由とは?
映画だからなぁとかじゃなくてあり得る事なのかもしれない。その選択が間違ってたなんて言えやしない。映画の主役の寺尾聰以外の人達も同じ様にそれぞれの苦悩があるのも見ててわかる。正しいってなんなんだ?。
あの口パクのシーンによって救われたような気がした。
エンディングの森山直太朗の「声」が物凄く切なさを増す。
「あなたには守りたい人はいませんか?」