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硫黄島の砂のmhのレビュー・感想・評価

硫黄島の砂(1949年製作の映画)
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序盤は若者から反発されて、終盤になると有能上司だったとわかるプロットがあるオーソドックスすぎる戦争もの。
ジョンウェインの戦争ものはだいたいこれで、今回もそう。
ピューリッツァ賞に輝いた有名な写真「硫黄島の星条旗」からふくらました企画で、実際にそれを行った兵士(英雄)たちがこの映画に出演して、ジョンウェインから旗を受け取っているとのこと。
「父親たちの星条旗」で補完すると、この映画への出演も戦時国債キャンペーンの一環かな?
まわりの俳優と比べてあきらかに年食ってるジョンウェインが軍曹役やってるのがなんか面白い。
原題ではイオウジマなのに、TSUTAYA検索にはイオウトウで登録されてる。
あと、DVD版は日本語訳が変だった。「Alright.saddle up」を「鞍を置け」と訳してるけど、そんな日本語そうそう聞かない。
「さぁいくぞ」でいいのにな。
パワハラまがいの女性とのやりとりや、パーティで声かけたら結婚までいけるチョロすぎる女性や、弾を補給する途中でコーヒーもらって飲んでたらそのせいで仲間が死ぬとか、死ぬ予感がすると死ぬとか、微妙なプロットが多くてもやもやした。
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