GaPTooth

人生模様のGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

人生模様(1952年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ジョン・スタインベックが、オー・ヘンリーの作品を紹介してくれる様式でオムニバス5編。
①『警官と讃美歌』
ホームレスのソーピィ。
この冬も刑務所で寒さと飢えをしのごうと計画。傘泥棒や無銭飲食など法を破るのだが、逮捕されることはない。
ふと入った教会で讃美歌を聞くうちに改心し「生まれ変わって働こう」と決意。
...したとたんに"浮浪罪"で逮捕。90日間勾留されることに。皮肉な結果にギャフン(笑)

チャールズ・ロートンがお茶目なソーピィ役。警官の前で女性に声を掛けて食事に誘うも簡単に応じられて当てが外れ、最終的に傘をプレゼントして立ち去るシーンの女性役がマリリン・モンローで|д゚)!!吃驚!!

②『クラリオン・コール新聞』
笑い声といい!表情といい!リチャード・ウィドマークの独壇場d(^-^)クセが強いんじゃ💦

③『最後の一葉』
肺炎で寝込むジョアンナ。男に捨てられて生きる気力を失い回復の兆しすら皆無。
窓の外に見えるツタの葉が日に日に散っていくのを自分の寿命と関連付けて落ち込む一方。

上の階に住むバーマンは売れない画家。下階の窮状を知り、こっそりと壁にツタの葉を描く。雪の中の作業。何時間も。そのせいで...

葉っぱ1枚に一喜一憂する話...なんて言い方はしちゃダメ?

④『赤い酋長(首長)の身代金』
1900年代初期のアラバマが舞台。
サムとビルはおたずね者。金持ちの子供を誘拐して金を巻き上げようとするが...

「赤い首長と呼べ」って言うJ.B.に主導権を握られてやられっぱなし。
先住民ごっこ(笑)
🐻熊🐻くまーっ!(笑)笑)

250ドル払ってJ.B.を引き取ってもらえー!
酷い目に遭ったね。サムもビルも(笑)

⑤『賢者の贈り物』
「受けるより与える方が幸福である」by使徒たちの活動20章35節(聖書)

1905年。クリスマスイブ。
うん。良い話だとは思う。
もっと意思の疎通を図った方が良いよね。
使えないプレゼント。
気持ちは嬉しいし笑えるけどね。

原作:オー・ヘンリー
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