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ロマンス
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『ロマンス』に投稿された感想・評価

✔『ロマンス』(3.1p)『緊急呼出し エマンジェンシーコール』(3.3p)『イエスタデイワンスモア』(3.0p)▶️▶️

 思えば、同世代(生年が自分のと前後5年ずつ位の中?)の作家突出は待望もしてたが、ごく一部を除いて(金子·黒沢·寿保ら)早々と望みなしと見切りをつけてご無沙汰と、粘り欠く非人情的映画鑑賞歴だった。映画料金も結構高いので、こうして封切りの何分の一かの特集上映になると、やっと遅れて腰を上げる事も。若い人はネットで観るのがスタンダードらしいが、若い頃、期待作もTVで我慢してた頃の侘しさが甦ってきてあまり好まない。
 長崎は『ロック~』を以前論評した事があるが、疎遠を強調したくて初見と通したが、実は再見だった(恥ずかしいので書かなかったが)。が、『闇打つ~』もレストア版迄いかないがある程度遅れて観た位で、何本か見止まりで、感動度合いを含めれば、やはりはっきり疎遠だった。
 『ロマンス』は、タイトルだけは話題で聞いた事はあるが、正真正銘初だ。撮りかたは、控えめなパンやティルト·縦の少し揺れフォロー、視界先の望遠カットが時折位で、標準めの固定カットが多いスクエアな作りで、自分らの呼吸·リズムをそこにセンス持って嵌め込もうとしてるが、どこかぎこち無く、手慣れてない。何しろ、『突然炎~』を彼岸の目標においてるらしいのだ。しかし原作のベースがないせいか·偶然の出会からの関係·夫々の婚姻解消らの展開は行き当たりばったりで何の余韻もない、積極的も夢見がちで三角関係のシーソーバランスを取続ける女、しかしモローに比べヒロインがまるで垢抜けない、振り回される男たちのスタンスもいい加減、多用ナレーションも気取りだけ、と仲間内ではともかく一般観客として見るとかなり辛い。しかし、若き今や重鎮連中の顔や、辿々しい綴りは、愛おしくなくもない。やり取りも懸命に自由を絞り出してて微笑ましい。
 市の土地開発課勤め·作家も秘か目指してる独身40男が、大学時代の友で怪しい土地買占めと施設誘致をやってる男が久し振り接近してきたのへ·やり手の同僚を仲介す、旧交も暖まり飲んでた2人は·得体の知れない素っ頓狂だが強引で振り回す魅力の若い女と知り合う、女は仲々どちらとも寝てくれず·やがて両方と関係出来ても·あくまで非現実的トライアングルの不思議を保持す、彼女が保護者的歯科医の妻で·奔放を夫も半ば公認の·常軌逸した日常にいると分かり、買占め男·歯科医共に妻と離婚·ここに独身の1人は知らない侭に変則カップルが生まれる、しかしそこにも倦怠避けられず·女は去り新·夫は仕事絡みで実刑に。3人はバラけるが、都度各自が残り2人との馴合いズルズル通じより·異性を立てる毅然さも保つ話。シチュエーションも展開も不自然も、懸命に自己筆法をまさぐり·自分では達成の誇りあるらしい作。
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 我々が映画を意識的に見始めた10代前半、’70年代序盤は、大手倒産、スタジオシステム全体が崩壊、ATGらの作家主義も行き詰り、ゲリラ的日活ロマンポルノの天下取りから始まり、更に推し進めた自主映画畑からの次の天下取りが喧伝され、ワクワクした辺がスタートラインだった。その先鋒が大森で(長崎らは第2世代か。それより前、原らもいたがハイブロー過ぎた)、実際見ると『暗く~』も『オレンジ~』も期待したのが少し阿呆らしい位の出来と力。しかし、現役医大生監督、大森は新時代の象徴ではあり続けた。その分、歳の近い森田や崔の死よりも時代の終わりを感じる。私の感度が悪いのか、最後まで彼に傑作は見いだせなかったが(最後辺を除けばピタッと来なかった大林でも、傑作を何本か認めはしてた)、昔観てイマイチ青っぽかったが、思うと初心に近い姿勢の、『緊急呼出し~』を再見す。
 不自由なフィリピンでの撮影がメインのせいか、代表作『ヒポクラテスたち』に似た医療現場と医師のモラルを取り上げてるせいか、大森の初心のリズム·世界の再構築辿りのせいか、一般の商業映画に比べると辿々しく、重ったるい素人くさいタッチになってる。前後やフォロー·上へや廻り込みやクレーン·空撮移行ら、自在で時間も距離も長い息で絶妙も、キレを欠くカメラ。変にセピアやグリーンの紗をかけ、どんでんや切返し、スロー·スチル化、音楽や歌曲盛り上げ、回想イメージ介入、繁華街やスラムロケへの雄大か潜り抜けカメラワーク、二人の女性からの影響と発砲や手術の緊迫·破裂度、らあるが、人間関係や展開細部追いが、話作りが甘っちょろい理想的向かいであり、また映画的な強引キャラ牽引なく皆が誠実さ保ち迷い·悪どさに至らない、根っこトーンのせいか。そしてそれこそが大森の惹きつけて止まぬ何かだ。
 大手商社に入り、フィリピン駐在中に、恋人が開業医を継ぐ親友と日本で結婚。憤りから現地で医師の途に転身、マニラのスラムにある政府設立医院の産婦人科医となり、当直·緊急救命頻繁に、怖じけず身を置く青年。無知からの、大量出産続き、(働かぬ家族の為の)売春や違法墮胎の横行、それからの感染症拡大、患者本位親身になるほど金本位·自堕落風潮と対立·始末書連発、が彼の無私と行動力·モラリティに、理解は知らず拡がる。スラムの真っ只中で育ち闘い続け歪みも持つダンサー、その中の開業医の娘(実は棄児の養子)でつぶさにスラム実態を負けず見てきた同僚、に特に影響を受け、試験パスして米脱出、のこの街一般的な夢を捨て、前者の死を受け、後者と婚約、ずっと残り留まる決意に至る。絵空事と、ピュアな汚されない本来的姿勢の手触りの良さが同居してる。
 以前はそれほど感じずもいい映画だ。「運命、神の意志」をキリスト教国フィリピン舞台で無理なく感じられる。オムニバスの1本の短編『イエスタ~』が併映されたが、お伽噺かSFの滑らか暖かみ、構図やカメラワークのキレ、とこっちの方が見易い。亡き父と始めた母のめし屋が、左前で失われそうを、浦島魔法を喧伝の老人の力で一気に子供から成人し、子は人さらいに、その身代金をと伝え、共に働き店を保てる金をものす江戸庶民劇。
みている途中でこれブリエっぽくね?って興奮しかけたが、ラサールの冷静なモノローグとセンチメンタルな落としどころでやっぱし全然違うわってなった。玉置浩二のナチュラル演技がやたらと怖い。演技なのか素なのかも不透明になるほど。
花椒

花椒の感想・評価

3.3
逝ける映画人を偲んで2021-2022@国立映画アーカイブ
製作 佐々木史朗

水島かおりって名前聞いたことあるけど誰だっけ?と思ったら元ラジオっ娘だ😮😄←80年代に首都圏在住のラジオリスナーならわかるかも(メンバーには古田新太の嫁もいた)

どちらかと言えばラサール石井主演だが、エンドロールの最初には玉置浩二。
音楽担当もしているが、全てインストゥルメンタル。ただ作品内では他人の曲をカラオケで歌っている
ざっくり言うとキツイ奴らの5年後、コーチの前年辺り

内藤剛志、当時はまだチョイ役でバイプレーヤーと呼ばれるにはあと少し

塚本晋也、エンドロール見るまで気づかなかった

カメラはまだアナログで携帯は金持ちのステータスな時代