にっきい

チャップリンの勇敢のにっきいのレビュー・感想・評価

チャップリンの勇敢(1917年製作の映画)
3.0
ランチタイムは力を抜いて気まぐれに。
こんちはにっきい、お昼ですよ。

チャップリン大全集 23/24

教会の前でうずくまっているチャップリン。
どうやら行くあてもない放浪者みたい。
その教会はそんな世間から見放された人々の集まる避難所みたいなとこだった。
そこで美人のお姉さんに惚れたチャップリンは、自分も何か人のために役立とうと考える。
動機は不純だけど正義に目覚めたようw

とある街。
とても治安が悪くて喧嘩が絶えない。
警察署はてんてこまい。
チャップリンは警官になってその街をパトロールしてると、街一の暴れん坊に絡まれる。
何時もなら杖で撃退するんやろうけど、そこは警官なので警棒で?
それは流石に死人が出るのでやってませんがw

ガス燈を折り曲げるくらいの暴れん坊を、そのガス燈を使ってガス中毒にさせて捕まえるチャップリン。
って、だから死んじゃうって(笑)

でも相手は手錠を引きちぎるほどの暴れん坊。
十数名の警官に取り囲まれての警棒攻撃も物ともしない?
いやいやそれはリンチだからw
自分を捕まえたチャップリンに復讐しに戻ってくる暴れん坊。
チャップリンは2階から鉄製の家具を暴れん坊目掛けて落とす!
だ か ら !死ぬから(笑)

チャップリンが心配で様子を見にきてた教会の美人さん、麻薬やってるチンピラに絡まれピンチ!
一方街一の暴れん坊が居なくなった事で、抑えが効かなくなった住人に襲われマンホールに投げ込まれるチャップリン!
でも落とされた下は、美人が監禁されてるとこで、チャップリンの活躍で無事脱出。
どうせなら、レイプされるとかおっぱいくらい…、おっと夜にっきいが出かけた(笑)

チャップリンの勇気と、皆に優しく接する美人の愛で、見違えるほど素敵になった街を、腕組んで歩く2人。

勿論いつも通りコミカルな動きでコメディ仕立てなんですが、冒頭のうずくまるシーンのみすぼらしさや、喧嘩や窃盗、麻薬までが出てくる展開、それでも人を信じて良くしようと頑張る教会と、かなりメッセージ性の高い社会派のドラマでした。
なのでDVDに付けられてるコミカルなBGMがあってなかったかなぁ…。

消防士役の時は何時ものヨレヨレ燕尾服にヘルメットっていでたちやったけど、今回はちゃんと警官の制服着て、警棒持って。
杖の妙技は無くて、普通に警棒で殴るだけでした(笑)

DVD収録タイトルは『チャップリンの勇気』
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