このレビューはネタバレを含みます
大ベテランの劇団女優を蓉子を演じた杉村春子さんは、歩き方や仕草が、まるでうちのおばあちゃんそっくりだった。女優役を演じる役者はたくさん見かけるが、やはり男勝りで声は低く、芯があり意志が強い。そして大…
>>続きを読む杉村春子、乙羽信子、気持ち不安定な時もふたりの落ち着く演技に救われる。
昭和感あるが平成に入ってからの作品。時折文学座の舞台を観ている様…
乙羽信子の遺作となった本作、夫新藤兼人監督作品であることは…
調布映画祭で鑑賞。当時は忙しくて観る機会がなかったが、改めて観ると杉村春子と乙羽信子が凄い。特に乙羽信子は病に侵されていたが映像の中では生き生きとしている。魂の込められた作品だった。上映後のトークシ…
>>続きを読む乙羽信子さんと杉村春子さんが良かった。
乙羽さんの若い時の映画を観ると、とても可愛い。顔のレイアウトで言えばどこか小泉今日子のような感じだった。つまりアイドル的な女優さんだったわけだ。時間が経つと…
老いと死。考えさせられるような、よく分からないような…(アラフィフの自分にはまだ少し早いのかも⁈)
重い展開もあったけど、コミカルに描いてる所が結構あるのはわざとなのだろうな。
杉村春子が夫よりも…
大女優・杉村春子(当時89歳)の最後の主演作。新藤監督のパートナー・乙羽信子(当時70歳)の遺作。キネマ旬報ベストテン第一位、日本アカデミー賞最優秀作品賞、主演女優賞、助演女優賞など、国内各映画賞を…
>>続きを読む近代映画協会