死に向き合い、人生の総括をしながら生きることについて見つめ直す、、といったテーマを掲げつつ、新藤監督自身、手掛けてきた『女優』というものの総括もしたかったんじゃないでしょうか。
頑なに妻を自作…
晩年の杉村春子大先生が主役!
おばあちゃんになっても変わらない語り口。
いきなり即興芝居を始めたりするが、それが日常すぎて自然すぎて…一生女優。
話しのトーンからして、もう人の気持ちを動かす調子だか…
何周目でしょうか、また見たくなってみた。
他の人がみないならその分私が見ようと思わせてくれるそんな映画。
軽井沢にもいきたくなる、ご飯も食べたくなる。いいシーンがたくさん。よくわからないセリフもたく…
正直、これ20年前には全然興味がわかず^^;
老化だとか死について身近に感じてしまい、どうしょうもなくなった昨今だからこそ、興味深く観れた映画。
また、自分の中でくすぶる
その『どうしょうもない思い…
老いの境地の悲喜こもごもを繊細に描いた傑作。
杉村春子演じる蓉子は老女優。乙羽信子が管理する蓼科の別荘に避暑に来るが、そこに古い友人夫婦が訪ねてくる。朝霧鏡子演じる旧友は、しかし重度の痴呆症が進行し…
たゆたうシュールな浮遊感と、オフビートな笑い。老いをテーマにしたという割には、みなさん言ってることやってること、アグレッシブ過ぎて十分お若いじゃないの、とツッコミを入れたくなる、新藤兼人監督の後期に…
>>続きを読む人間の人生と老いと死がほのぼのとわりと終始コミカルに描かれていてとてもおもしろかった。まだ若い(といえる)自分から見ると劇中の登場人物たちほどの老いってなんだかまだまだすごく遠い世界だし老人たちもそ…
>>続きを読む新藤兼人監督作品。
主演の杉村春子、最後の映画であり、助演の乙羽信子の最後から2作品目。
何とも言いようのない素敵な作品。
観世栄夫、朝霞鏡子の演技も素晴らしい。
個人的に『裸の島』と並んで、新藤兼…
近代映画協会