みい太郎

CURE キュアのみい太郎のレビュー・感想・評価

CURE キュア(1997年製作の映画)
3.9
黒沢監督を当時初めて知った作品。
この作品結構好き(笑)
当時邦画でこんなに
気持ち悪くて…わけわかめで…
理不尽な感じ無かったから。

何十年ぶりにみてもあの不穏な感じ
健在だった。
うじきつよしを久しぶりに見た。

この中の萩原君の芝居が
サイコパスな感じ。
間合いも上手い。一向に話が噛み合わないのに相手のペースに飲み込まれている感じ。
既に手中に収められてる感じ。
ザワザワする怖さがある。
反面マダラに記憶に残ってるシーンの
せいか怖い=笑いがリンクしちゃって
何度か吹き出してしまった。
それも楽しかったけど、ある意味。

正常な判断や常識が通じない人が
ある日ヒョイと現れる。
敵いっこない恐さ。
監督の得意な要素満載の作品。
みい太郎

みい太郎