SOLA

CURE キュアのSOLAのネタバレレビュー・内容・結末

CURE キュア(1997年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

BS松竹で視聴
リングに似ている作品だった(リングの方が1年後に公開されていて時期的に近い)
宮崎駿の事件以降グロい描写が禁止された影響でリングのような作品が作られるようになったけど、この作品もグロ描写を抑えておどろおどろしい雰囲気の作品にしている(それでも今の作品と比べれば十分グロい)
時代背景的にオウムの事件の直後なので、こういうスピリチュアルなものに対して社会不安のあった時代だったんだと思う
萩原も麻原を意識して演じてる感じがした(目を細めてボソボソ話す感じとか)
謎がいくつか残ったけど、また時間をおいてから再視聴したい
服をクリーニングに出したつもりになってるシーンはなんだったのか
高部の奥さんが切り刻まれてたシーンは妄想なのか
妄想で無ければ誰がやったのか
ラストのウェイトレスは高部を殺しに行ったのか
だとしたら間宮が催眠をかけていたのか
ウェイトレスに話しかけてた女性はなんだったのか
黒沢清監督は元々Vシネ作品の監督をやっていて、この作品もVシネを撮影している合間にVシネ2本分の予算で作ったそう
youtubeの解説動画で、日本人が抑圧された怒りを抱えているという社会問題をホラーとして描いており先駆的な作品だと言われてて納得できた
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