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遥かなる国の歌のseapony3000のレビュー・感想・評価

遥かなる国の歌(1962年製作の映画)
5.0
飛び入りで入ったバーでトランペットを吹くアキラ、ヤクザに絡まれて流しの沢タボさんと武藤さんと意気投合して、ヤサに招待されたらサックスは小高さんに小野良…みんなでバンド組んで売り出そうぜ。笹森さんに見出され、芸能社長は宮城千賀子。この宮城千賀子の男口調は本作プロデューサーの水の江瀧子がモデル?渡辺美佐か?マッハ楽団の五文字をそれぞれ背中に背負ってバイクでバリバリ街を走りまくる宣伝スタイル、ここまでの勢いがもう最高。このワクワク感はまさにターキーP。アキラ戦略に力入れすぎて心優しい他のメンバーも引き気味だけど、後半からはトミー福田ことヤマケンのマミー探し。アキラひとりでやるときゃやる男。そしてヤマケンの歌うダヒルサヨ良すぎ。目印の大仏ホクロ除去手術のマミーはもちろん奈良岡先生。あまりにもイイ話で素直に感動。横田実センセーの撮影も好き。悪ボスの深江さんがペイが切れた女に鞭打つシーンもライト凝っててよかった。
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