緑

青銅の基督の緑のネタバレレビュー・内容・結末

青銅の基督(1955年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ポルトガルからやってきて、
キリスト教を広めて、
キリスト教が禁止になったら
転んで信者を差し出すマッチポンプなクソ野郎
ことフェレラの独善性がひどい話。
ごめんじゃ済まないことをした奴に限って
赦してと言うのはなぜなのか。
図々しいったらありゃしない。

フェレラが死んだと勘違いして
信者の集会を開いても大丈夫と言ってしまった罪を
受け入れて磔刑+火あぶりとなる君香が潔くて恰好いい。
素晴らしい青銅の基督を作ってしまったが故に
信者たちの信仰心を煽った罪で罰せられる裕佐は
お白州でとことん抵抗。
裕佐のほうがふつうだとは思う。

何十人もが処刑される画は圧巻。
明らかに人形だったり
火の位置がずれていたりもあるが、
あのロケーションと人数は観応えあった。
緑