会社を追い出された元社長の青年「gun」が、訳ありな中年の男「Key」を相棒に、元の会社に盗みに・・。
まんまとビルの警報をすり抜け金庫までたどり着くが、会社の人間と遭遇。
なんとか縛りあげて、金庫の金を盗みエレベーターに乗ったのはいいけど、途中でエレベーターの故障・・。
萩原健一の最後の主演作品。
中年の鍵屋で、服装もおっさんなんですけど、せりふ回しなんか独特な声の裏返りがショーケンを感じさせて。
相棒役の鈴木一真は、昔から気になってた役者で、上手いし存在感もあって。けどドラマの敵役ばっかりで。でもこの作品では世間知らずの元社長で、一真の特徴の男前だけど黒目がちな瞳が幼さと童顔みたいに見えて、クセのキツい感じが役にマッチしてました。
エレベーターの中での二人で進むドラマで、その中で二人が何者かが語られて、なんで金を奪うかの理由も。
私は、ショーケンも一真もお気に入りの役者なので、結構楽しく観れました。
ラストの感じも、やっぱり楽しかったです。
まだまだ女の子の「平愛梨」も、芝居は・・ですけど、顔立ちが大人っぽく綺麗な女性を感じました。