このレビューはネタバレを含みます
歯車がひとつ外れ、ふたつ外れするたびにバンバン人が死んでいくし、およそ考え得る悪いことが次々と起きていくが、何につけてもそこにはちょっと笑いが含まれていて、「あーあ」みたいな感じになる。表現も直接的で、血もガシガシ出るのに、単なる猟奇物になっていないのがこの監督の持ち味というか。
なにもかもがうまくいかずイライラする犯人側と、慎ましやかな生活の中で小さな幸せを見つけ、昔の友人がちょっと変になっていても「そうなの」と流せる警官側とのあまりにも違いすぎる2点で物事が進んでいくことこそブラックジョークだった。
木材破砕機？で人間がドララララララてなってるところはウワーーーーーーー！！！(笑)てなってしまった。あれは実際あった事件らしいが……
