あるる

ファーゴのあるるのネタバレレビュー・内容・結末

ファーゴ(1996年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

ジェリー側とマージ側の日常の対比が効いていたように思う。ギスギスとのほほん。マージと旦那さんいい夫婦だなぁ。マージが聡明で真っ当でなんと勇敢なことか。

ジェリー側は嘘を重ねて自分の都合のいいように持っていこうとするけどどんどん破滅していく。追い詰められると判断力が鈍ってためらいがなくなっていく様がよくわかる。

良し悪しの境界がなくなって人を殺めることになんの躊躇もなくどんどん人が死んでいくジェリー側と、もうすぐ生まれる命を待ち遠しく思うマージ。

最後捕まる金髪の人は無機質で淡々としてて無感情のように見えて、異質さが際立ってたなぁ。他の人は悪い事しててもどこか人間味を感じたけれど。

あと銃社会怖すぎる。
あるる

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