このレビューはネタバレを含みます
何気ない日常が徐々に狂気に変わっていくミステリー・サスペンス。
作中に大きな山場とかは特にない。けど独特のテンポ感で進んでいくから観ていて飽きない。
謎が解ける爽快感とかそんなものはなく、ただ淡々と人が殺されて、物語が悪い方向に進んでいく。
ジーンとか気付いたら殺されてた。カールが殺されるシーンはいかにもアメリカンって感じで好きだった。
女性警官の日常と事件に関わる人たちとの対比が面白かった。
白い雪に赤い血も鮮明で印象的。
驚きなのはこれが実話に基づいた話ってところ。どこまで事実に則してるか分からないけど、事実は小説よりも奇なりって感じ。