ブレイキングバッドを見ているかのような登場人物全員が狂った作品。「こんな内容が実話なのかよ・・・」と思いきやエンドロールは納得。好き。
様々な裏切りのストーリーを体験させた後で、最後には観客をも裏切るという構図はなかなかのトリック。見事に騙された。
「この映画は実話をもとに制作されています」とテロップが出ると気がつけば身構えてしまうもの。人間って不思議。
この映画の見どころは特にラスト。堂々と死体処理をしているシーン(特に足だけ出てるシーン!笑)はあまりに面白すぎて笑ってしまった。雪が降り積もる一面の銀世界で粉砕機が血飛沫を噴き上げているのはあまりにシュールすぎた。
普通はグロいものって目を瞑りたくなるけどこの作品はなぜか笑ってしまう。ブラックコメディー作品の神だと思った。評価100点とさせてください。