タダシ(神木隆之介)は両親の離婚により母親(南果歩)の実家で母親、祖父(菅原文太)と暮らす事になるが都会育ちでクラスメイトにもからかわれなかなか馴染めずにいた。姉(成海璃子)は父親と東京で暮らしている。
夏休みに神社のお祭りに行ったタダシは麒麟送子に選ばれる。麒麟送子は正義の味方、大天狗のいる山へ剣を取りに行かなければならない。昔からのシキタリ。タダシはスネコスリと言うネズミのような妖怪を助け手当てします。
スネコスリがいかにもぬいぐるみ感があり、ちゃっちいけど何故か可愛く感じた。
神木隆之介の可愛さがたまらん。他の子役の演技が下手すぎて神木隆之介がかなり引き立つ。
水木しげる博物館登場。妖怪うじゃうじゃ出てくる。
「鬼太郎ばかりにいい顔している」
にクスッとなる。
見逃してしまいそうなくらい出演者がいすぎで豪華。阿部サダヲ、遠藤憲一、田口浩正は妖怪の姿だと分かりにくかった。
荒俣宏、京極夏彦、宮部みゆき、水木しげるなども出演してるのには驚いた。どの役やってるかチェックしておかないと見逃してしまいます。
電話のシーンで川口春奈かと思ってたら成海璃子だった。
川姫(高橋真唯)のテカった太ももは色っぽかった。
岡村隆史の小豆洗いもいい味出してた。重要キャラでした。
宮迫博之など、お笑いメンバー大集合な映画でもあるので面白さもありますが、切なさなどもあり。
アギ(栗山千明)と加藤保憲(豊川悦司)の関係がいまいちわからなかった。
大人になってしまうと子供の頃見えてたものが見えなくなる切なさを感じた。
「自分の為につくのが真っ赤な嘘」
「他人の為につくのが真っ白な嘘」
とても印象に残りました。
思ったより楽しめた。悪くないです。