「クレヨンしんちゃん」の劇場版第1作となる今作。
後の「ヘンダーランド」に通づる様な不気味さ、ちょっとしたホラーを感じる。ラストの追いかけっこもヘンダーランドっぽいし、「ヘンダーランド」のプロトタイプみたいな作品と言えるかも。
劇場版の第1作目で「並行世界」というガッツリSFをストーリーに取り入れてるの驚き。
当時のちっちゃい子、並行世界の面白さ分かるのかな…
ギャグの面で言うと、クレしん見た事なるなら一度は見た事ある様なギャグの連発。
ヘンダーランドや、ヤキニクロードの様な爆発力のあるギャグは無いけど往年のギャグは見れる。吉本新喜劇見ている時と同じ心境になる。
今のクレしんではおそらく無いであろう、「げんこつ」「ほっぺつねり」などみさえのしんのすけに対するバイオレンス描写見れるのは初期のクレしんならでは。
いつの頃から無くなったんだろ？リアルタイムで見てた頃はまだ「げんこつ」シーンあった気がするけど。
