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俺は田舎のプレスリーのseapony3000のレビュー・感想・評価

俺は田舎のプレスリー(1978年製作の映画)
5.0
性転換して五所川原に帰ってきたカルーセル麻紀だけじゃなくて、能天気に暮らしている田舎者のみんながみんな少しずつ思うようにはうまくいかなくて、それでもみるからに落ち込んだりしないでなんとかやり過ごして生きているってのがもうたまらなく素晴らしい。カルーセル麻紀パートが終わってからの夏祭りの場面とかもすごくいい。

↑登録あるし、ここに書いてるのにそれを忘れて間違えて「俺は上野のプレスリー」のほうにさらに感想書いてしまった。自分の忘れっぷり、いろいろひどいけど、自分メモでここにも添付します

↓↓↓

いつのまにか登録されていた👏
2021年1月に神保町シアターで上映あったときの感想をここに添付しとこー。自分メモ。

軽い気持ちで楽しみに行ったのに…こんな素晴らしい映画だと思わなんだ。カルーセル麻紀が登場してから涙がとまらない。そんで分校の教師の橋本功。生徒たちといる橋本功が「トリュフォーの思春期」のジャン・フランソワ・ステヴナンと被ってしまい勝手に感激してしまった。少し前に西村昭五郎先生の「カルーセル麻紀 夜は私を濡らす」をみたばかりでカルーセル麻紀っていったら子どもながらにイロモノ的なイメージしかなかったけど、この作品ではものすごくかっこよくてかっこよくて本当に素晴らしい俳優!つかおせーよ自分と勝手に思っていたのですが、「俺は田舎のプレスリー」でのカルーセル麻紀は性転換して田舎に戻ってきたけど、村のみんなには当然珍しがられるに決まっている。でも幼馴染みの橋本功はそんなこと関係なしに朝まで飲む。その朝までのシーンはとても素晴らしいし、結局翌日カルーセル麻紀はパリに帰る。それは、いま帰ってきて居場所がないからではなくて、性転換する前から居場所がなかったわけで、家族や村のみんなにお別れを言いに帰ってきたわけです。そんなのみりゃわかるハナシなんだけど、性がどーのっつーハナシでもないわけで。調子乗ってベラベラ書いちゃったけど、すんごい素晴らしかったなー。
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