ロクシ

ファニーゲーム U.S.A.のロクシのレビュー・感想・評価

ファニーゲーム U.S.A.(2007年製作の映画)
2.9
途中の動きのない長回しで寝落ちしました(´-`).。oO

この映画のタイトルが胸糞映画の代名詞のようにレビューでよく目にするので、見てみました。
言うほど胸糞じゃなかったかなぁ…「どの武器で死にたいか選ばせてあげるよ(ニッコリ」「夫が死ぬか自分が死ぬか選べ」みたいな下り、なんか東京グールのアニメで見たような…?
あれはファニーゲームを参考にしていたのかな。

リモコンで時間が戻せるのはさっぱり意味がわからない。ただ、武器も持たずに他人の家に侵入するのは、あのチートができるからなんだろうなぁ。
チートが使えたらゲームにならないような。
ライフイズストレンジで主人公が悪人だったらこうなるのかな。

追記:ネットで解説を読んだら意味がわかりました。
この映画は、今ヒットしているような映画の「お約束」「ご都合主義」を全て裏切る映画なんだと。
スーパーマンで、ヒロインが死んだけど、スーパーパワーで地球を逆回転させて時間を戻す描写があります。主人公がそれをやれば面白い映画になるけど、悪役がやればどうなるのか…?
普通の映画なら、悪役はモンスターのような殺人鬼だとか、複雑な環境で育ったから心を病んでしまった人だとか、主人公に嫉妬や逆恨みやストーカーしてるとか、色々設定があります。

例えば、
「俺はナァ!この世界すべてが憎いんだよぉ!」とか「お前らみたいな幸せな人間をぶち壊すのが大好きなんだヒャハー!」とか言ってくれればわかりやすい。
でも現実って犯人の動機が全くわからない事件もありますよね。動機が不明だとすごくもやもやしますよね。
また、ホラーでは最後の最後で主人公かファイナルガールが生き残りますよね。それすらなし。
グロ/ゴアが好きな視聴者に向けての残酷シーンもなし。
全てが「視聴者の期待をとことん裏切る映画を作ってみたww」ってことなんだなーと思いました。なるほど。
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