キューバからニューヨークに来たミュージシャン兄弟の話。
もっと明るい話だと思ったけど、仲良し兄弟が、微妙にすれ違うストーリーで後半ほろ苦。
アントニオ・バンデラスがハリウッド進出した作品らしく、若くてイケメンでした!
ラテン音楽好きには馴染みの曲やダンスシーンも多く、楽しめました。
ティトプエンテが本人役で出てライブシーンがあり、セリアクルーズはあんまり歌わず女優として出てる?と思ったらエンドロールでしっかり歌ってます。
つか、エンドロールは主役の兄弟のライブシーンで良くない?と思いましたが。
フィクションですが、ルーシーショウに出演するシーンがうまく合成されてて、時代感がよく出てました。
個人的にアントニオ・バンデラスがロッキーみたいに、吊るされた牛の中で踊ってるシーンが好き。
あと、バルミツバとかに呼ばれる売れないバンド時代、音楽とダンスと現実世界が一緒に出てくる画面も面白かった。
メインテーマになる愛しのマリアがあんまりいい曲じゃないし、歌もあまりうまくなくて、そこだけ残念。キューバのミュージシャン役なんだからアンディ・ガルシアがやれば良かったのに。