アンディの会社が倒産するきっかけとなったらしい一本
それも頷ける作品だった
戦前の上海で麻薬撲滅のために戦うアンディを描いているんだけどとにかく救いがなさすぎる
香港映画に限らず麻薬撲滅モノは敵の報復に遭って酷い目に遭うことが多いけど、結局は犠牲を払いながらも使命は成し遂げる
しかし本作は主人公サイドは全滅するし巨悪は結局絶てないしと、何を製作側は伝えたかったのだろうと思ってしまった
それとアンディがそこまで麻薬撲滅に意気込む理由も説明されていなかったので、見ていて「なんで決死の覚悟でここまでら行動するんだろう」とは思った
でもアンディは抜群にカッコいいし、作品の雰囲気も良かったので結末も含めてもうちょっと分かりやすくしたら面白くなったんじゃないかなとは思った
アクション監督が元徳なので暗黒街みたいなアクションを期待したがメインは銃撃戦
でもレンガの上を疾走したり超長い滑り台を滑りながら銃撃戦をしたりと色々とシチュエーションは工夫されていたので最後までそこは楽しんでみることができた
アンディも結構体を張って危ないことをやっていたのも好印象
駄作ではないだけに惜しい一本