記録
フィルム上映での鑑賞。
ハワード・ホークスの初期作品でもあり、彼のスクリューボールコメディの原点。名優ジョン・バリモアの、主演としての最後の作品でもある。
狂ったように喋る、しかしその台詞回しの巧みさに度肝を抜かされる、めちゃくちゃに面白い。
異常なほどのトンチキ騒ぎ、女は叫び、男も声を荒らげる。どちらも殴り、どちらも殴られる。男と女の立場が逆転する、それは寧ろ同等ということか。
嘘をつき、また嘘をつく。映画は嘘でできている。
兎に角癖が強い作品だった、フィルムで観れて良かった。
2024,63本目(劇場17本目)3/16 プラネットプラスワン