Xavier

アリス・クリードの失踪のXavierのレビュー・感想・評価

アリス・クリードの失踪(2009年製作の映画)
1.5
ここには"嘘"が散らばっている…
刑務所仲間のヴィックとダニーは、綿密な計画を立て、着々と誘拐の準備を進めていた。新聞に載った富豪の娘アリスをターゲットに決めた2人は、白昼堂々、彼女を路上で連れ去る。アリスは準備されたアパートの一室に運び込まれ、ベッドに両手両足を縛られ、身動きが取れない状況に。着々と計画が進む中、あることが切っ掛けとなり、2人の運命は大きく変わっていく…
ザックリ言うとストーリーはこんな感じ
細心の注意を払い、綿密な計画に行動…
完璧にみえた2人だったが、実は○○だったという話。

出てくる人物は犯人2人と誘拐されたアリスだけという密室劇。密室劇は観てる人の予想を裏切るような意外な展開や心理戦が肝になってくるんだけど、この作品、そこまで面白いとは思えないんだよね。

それに加え、3人のキャラもねぇ…
ヴィックは常に命令口調な態度や言動だし、何故かそのヴィックに反論&反抗出来ないダニー(その謎は、中盤ぐらいで明らかに)
そして、本来は誘拐され、可哀想だと思っていたアリスも観進めていくうちに、違う感情が…

とストーリーにもキャラ的にもイマイチな作品でした。
Xavier

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