Shu

アリス・クリードの失踪のShuのレビュー・感想・評価

アリス・クリードの失踪(2009年製作の映画)
3.0
「アリス・クリードの失踪」を観てきた。
誘拐犯2人と人質の1人のたった3人のキャスト。ほぼ1部屋でのシチュエーション。こういう設定好みです。
冒頭、犯罪に使うクルマを盗み、ホームセンターで道具を山のように買い込み、監禁する部屋を改装していくくだりはカット割り、セリフ無し、
テンポの良さで緊張感がありグッと惹き込まれた。途中まではその緊迫感も持続できたけど、とある「ビックリ」で弱まる。
引くというか笑うというか・・・
まぁそれはいいとしてどうも3人だけではちょっと無理がアリアリになってきたのがもうひとつだった。
大筋では面白いんだけど3人以外の部分での想像力、つまり身代金を要求した家族や警察の動き、そのあたりの動きがほとんど語られないので追いつめられ感がイマイチ・・・
オチもそんなに悪くないし演出もいいのに惜しいなぁ~
あとひとつ
誘拐されたアリス・クリードはとてもお金持ちの娘には見えない。
どちらかと言うとビッチなのが一番残念(笑

(2011年06月28日レビュー転載)
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