ばっしぃ

青春デンデケデケデケのばっしぃのレビュー・感想・評価

青春デンデケデケデケ(1992年製作の映画)
4.1
ロックに憧れる60年代の田舎の高校生、まだまだ子供だけど、友達とつるみながら音楽と性に惹かれて大人の世界に飛び出していこうとする。文化祭の盛り上がりから燃え尽き感が募るが、友情が前を向いて歩き出させる。この青春特有の匂いがたまらなくいい。
大林監督ならではの遊び心あるカメラワーク、カット、映像効果で、小気味のいいテンポが青春の疾走感を醸し出している。寺の坊主の息子がとても利発で男気があって面白い。浅野忠信がまだあどけなさが残っていて初々しい。
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