ジョディ・フォスターさんが好きだから見た。
内容はある事件をきっかけにして夜な夜な『法を超越した正義執行者』になってゆく女性の話。
その経緯も偶然の積み重ねとはいえ納得できる説明描写。
とはいえやってることは明らかにタガが外れてしまっているんだけど、ジョディ・フォスターさんの理知的な空気感がうまくカモフラージュしてて周囲もなかなか気づけずにいるし、なんなら観ているこちら側としてもそれがどれほど異常な行為なのか分からなくなってくる。
でもその異様さが多分この作品の一番のキモで、この一連の出来事、あなたはどう観ますか?と問いかけられているような気持ちになってくる。
個人的にはラスト綺麗にたたみすぎな印象。
うーんそうするかー…と腕組みな感じで幕切れた。