昔、同級生二人と我が家のDVDで観たのだが、その時はちょっとチープに感じてツッコミながら楽しんでいたが、この前、久しぶりに観たら映画として純粋に面白かった。
今観ても空飛ぶ円盤の特撮はアカデミー視覚効果賞を獲っただけあって本当によく出来ていると思う。
昔、ウーンと感じたのはひとえに宇宙人の造形だったかもしれない😅 三つの目というのは斬新で好きだけどあの円グラフみたいな配置がどうもショボくれた印象を受ける。
主演はジーン・バリーとアン・ロビンソン。スピルバーグ版の『宇宙戦争』のラストにちょこっと老夫婦役としてカメオしている。
それにしてもこの頃のバーク様が若い。
やって来た火星人の飛行挺に白旗振って接近しようとするオッサンたちが健気。
その直後、有無を言わさずビームで瞬殺するのだが、ちなみにこの中の一人が『アパートの鍵貸します』のドレイファス医師を演じたジャック・クリューシェンです。
これも原作同様、突然のラストをむかえる。
初めての土地に行く場合、やはり予防接種をしなくては……というのがこの作品の教訓です。
■映画 DATA==========================
監督:バイロン・ハスキン
脚本:バリー・リンドン
製作:ジョージ・パル
音楽:リース・スティーヴンス
撮影:ジョージ・バーンズ
公開:1953年7月29日(米)/1953年9月1日(日)