わが道の作品情報・感想・評価

わが道1974年製作の映画)

製作国:

上映時間:129分

ジャンル:

3.6

『わが道』に投稿された感想・評価

青二歳

青二歳の感想・評価

4.0

「見捨てられる者」に迫ろうとする新藤兼人の社会派映画。
なんというか左翼運動家の材料にされた感もある"川村裁判"を描く。死亡した出稼ぎ労働者が"身元不明"として許可なく慈恵医大の解剖に使われた事件と…

>>続きを読む

今から57年前の昭和41年(1966)に起きた事件を描いた作品。

青森から東京に出稼ぎに行った男(殿山泰司)が街で行き倒れ、身分を証明する物を持っていたにも関わらず身元不明者として扱われ解剖実験材…

>>続きを読む
DVDレンタル

キネノート探索枠
mh

mhの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

身元がわかるはずなのに行旅死亡人とされた出稼ぎ労働者が大学で使う解剖用の死体にされた事件が題材。
製作委員会には近代映画協会、川村セノさんを守る会、青法協弁護士学者合同部会の名前が並んでいる。
土台…

>>続きを読む
Omizu

Omizuの感想・評価

4.7

【1974年キネマ旬報日本映画ベストテン 第6位】
青森出身の出稼ぎ労働者、川村由松が行き倒れ、身元不明人として勝手に医大の解剖実験材料として扱われたという衝撃の事件の裁判記録『ある告発――出稼ぎ裁…

>>続きを読む

新藤兼人だなあ!とことん弱者に寄り添う視点ととことん権力者側の怠慢を糾弾する姿勢。出稼ぎ行方不明者となった夫が知らない間に身元不明者として処理され医大の解剖実験材料にされていた実話の映画化。雪深い寒…

>>続きを読む

前半☆2つだが、後半の裁判シーンが結構畳み掛けるので見入ってしまう。確かに貧困により売春に走る家族姉妹がるとは思うが、なんか東北の人は、みんなこうなのかと言わんばかりでかなり差別チック。そういうシー…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事