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君への誓いのshinoのレビュー・感想・評価

君への誓い(2012年製作の映画)
4.0
なんていうかもう「国宝級の良いダンナ映画」です!(`・ω・´)
思わぬ良作♪

タイトルの「Vow」
promise よりも commission よりも強く清らかな、 心からの誓いという意味。

「その温かな心に一生住むと誓います。」
という妻ペイジのかわいすぎる誓い。
それに対して、
「困難が二人を引き裂いても、必ずまた結ばれる道を探し出すことを魂にかけて誓います。」
と返した夫のレオ。

交通事故でペイジが記憶喪失になり、自分と出会う前までの思い出しかない状態の中で、この二人の誓いが試されることに…

しかし言わせて…北海道民からしてみれば、あんな薄暗い冬道で、しかも車道にノーシートベルトで停車するなんてほんとに自殺もんだよ(震)

大切な人が記憶をなくしてしまう系は、どちらかというと女性が記憶喪失、男性が奮闘するって設定が多い気がする。
アルツハイマーだったりするとどんどん症状が進行するから見ていて本当にツライけれど、この映画も夫レオの献身にひたすら心が痛い…(´;ω;`)
どちらかというと、女性であってもレオに感情移入しちゃう気がする。

記憶が当時の婚約者と別れる前ってとこまでなくなって、今の夫じゃなくてその人への気持ちがぶり返すことなんてある?!笑
「心はどこにあるのか」…やっぱり感情を司るのも脳ってことなのだろうか。分かんないや…くしゃくしゃポイッ(´-`).笑

期待して急かしたり、お互い歩み寄みよりつつも、時に失望させて…結局ペイジは誰にも頼らず、自分らしい生き方を探して歩み始めた訳だけど、そうなってはじめて、またレオに戻ってくる…

奇跡的に記憶が戻って劇的な再会…!あぁあなただったのね…!
涙ぶわぁぁぁハグーーー(´・ω・`)みたいな展開じゃないからこそいい!だからこそいい!と私は思いました(笑)
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