がら

悦楽共犯者のがらのレビュー・感想・評価

悦楽共犯者(1996年製作の映画)
4.9
ヤン・シュヴァンクマイエル作品29本目
ヤン・シュヴァンクマイエルという奇才が色々な性癖やフェチを持った変態達を描いた作品。
鶏の首跳ねて喜ぶおばさん、唾でパンの中身を丸める宅配業者、物に興奮するヒゲオヤジ、女性ヌードを貼って作った鶏の被り物を被るステイサム似の男などの色々な種類のたくさんの変態が汚く描かれていて面白かったです。
ヒゲオヤジが興奮する時だけオペラ流れる天丼毎回笑っちゃう笑
途中からそれぞれの変態たちがそれぞれ自分の欲求を満たすために作品を作っていくのだが、ステイサム似の男が作った作品が頭ひとつ抜けてクオリティが高くてカッコよくて好き笑
最終的にこの映画は誰しもが色々なフェチを持っているということを教えてくれているんだろうなと思った。
補足:YouTubeで原題であるSpiklenci slastiと打つと出てくるC.O.Pという動画で観れます。
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