なりかけゾンビ

悦楽共犯者のなりかけゾンビのレビュー・感想・評価

悦楽共犯者(1996年製作の映画)
4.0
変態すぎるけど、ちょっと理解出来ちゃう群像劇w


内容
チェコのプラハ。行き交う人々は裏で独自の悦楽方法に没頭している。


クセが強すぎる‼️

最初の登場人物の髪が、ハゲてるんだけど、僅かに残ってる後ろ髪の何本かを伸ばして束ねてるwww
何この髪型⁉️wwww


そしてそれぞれの悦楽方法がめちゃくちゃwww
鳥のハリボテを作ったり、自作の器具で全身を撫で回したり、パン粒を鼻や耳に詰め込んだり、オナニーマシーン作ったり


もうめちゃくちゃすぎて気持ち悪いんだけど、ファーの感触や、ドクターフィッシュによるくすぐったい感触は自分も好きだからちょっとは共感出来てしまうwww

そんな要素を意図的に入れて監督に『お前も共犯者なんじゃないのか!?』と探られている気分🫣


でもパン粒女は本当に食欲失せるし、鼻からチューブで吸い込んだパン粒を、鼻から皿に戻すシーンがもう最悪すぎるwwwwwww


そしてヤン・シュヴァンクマイエルの真骨頂であるストップモーションで撮られたシーンがとりわけ狂ってて面白い‼️


登場人物達の歪な悦楽方法は一見すると、共通点が全く無くて、個人で完結しているように見えるんだけど、、、
実は相互作用な状態にあって正に『共犯者』になっているのも面白かった!
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