開明獣

悦楽共犯者の開明獣のレビュー・感想・評価

悦楽共犯者(1996年製作の映画)
5.0
ヤン・シュヴァンクマイエルがす、す、すす、すすすすす、好っ・・・ききききき❤️(スキウサギ調壊れかけ)

こ、こりは・・・観終わって暫し絶句😳

チェコの怪人、ヤン先生の作品の中でも極めつきの問題作😤

もしもこの作品が好きで、彼氏/彼女がいて、「好きな映画なので一緒に観よう!」と誘って観だしたら、多分、1/3経過したくらいでお相手は、「あ!ち、ちょと急用思い出したー、じゃねー、ばーい👋」と途中退出して、その後、LINEとか全部ブロックされて、引越されて連絡つかなくなる可能性、86.32%くらいはあると思います😨

開明獣的には、ヤン先生の長編の最高傑作だと思うけど・・・流石に途中ほびっと・・・じゃなくてちょびっと離脱したくなった作品でした💦(マーティン・フリーマンごぺんなさい🐧)

最後まで観ると、構造的に映画としても面白いんだけど、そこに至るまでの過程が他作品よりかなり際どいので、ヤン先生耐性がレベル43以上ないとキツいかもしれません😔レベ43だと、魔法使いがパルプンテ覚えるくらいですかね?発売日ドタキャンクエストの話しはそのくらいにして、兎に角、ヤン先生上級者向けではないかなー☹️開明獣にとっては、「アリス」や「オテサーネク」が赤子のように感ずる作品でした😓

冒頭のクレジットで、マルキ・ド・サド、マゾッホ、フロイト、マックス・エルンストからインスパイアされたと出てきて、それはまあいつものことながら、"異端"ということがこれほどまでに意識されたのは、なかったかもしれません😑

同じ異端児でも、ゴダールが、真面目を不真面目に撮ったのとは対照的に、不真面目を真面目に撮った・・・いや、その逆か・・・💦いずれにせよ、ヤン先生は異端を多様性の受容の一貫として訴求しようとしてる節が見受けられないのです。むしろ、異端こそ至高の存在のように哄笑しているような・・・🤔

今のところ配信がないので、板を知り合いのベガ星人から借りてきて観ましたが、いずれ亜魔腐羅に来るかもしれませんね。観た時に、「開明獣、大袈裟だなあ、大したことないじゃないか!」となれば良いのですが・・・。そういう感想を持たれたら、ベガ星人に拉致されるかもしれないので、要注意です🛸

それでは、これからベガ星人に御礼に明太子パスタ🍝を作ってあげないといけないので、ご機嫌よう。良いお年を🎍
開明獣

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