まさなつ

生恋死恋のまさなつのレビュー・感想・評価

生恋死恋(1917年製作の映画)
3.3
恋に生き、恋に死す。

この邦題「恋恋風塵」みたく中々粋ですね。

でも、映画はその邦題に合ってる様な、負けてる様な、、?^_^

スウェーデン映画ですが、舞台が何故かアイスランドというのが珍しい。

始まりから、多数の人物が出てきて、誰が主役?群像劇?で、頭がこんがらがる。途中からようやく主役の男女が判明。後は大自然を背景にした、いわゆる逃避行ものへ。

でも、この二人があまりイケてない^^;個人的に全く魅力を感じないので、ちょっと辛い。二人が隠れ過ごす場所が、どう見ても危険な場所。小さな子供もいるのに、何でこの場所なん、、てとこ^^;

メロドラマではなく、厳しい大自然の中での人間の恋も含めた営みへの皮肉を表現してるのかな?

これ、いっそドタバタコメディにした方が良かったんではとも思いますが、、。

監督は、ベルイマンの「野いちご」で主演してた方。スウェーデンの有名な監督さん。この映画の主役も、この方だと思われます。
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