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コワイ女のowlマンのレビュー・感想・評価

コワイ女(2006年製作の映画)
2.7
『カタカタ』『鋼』『うけつぐもの』の3作品からなるオムニバスホラー。

観た当時は、“貞子”と“伽耶子”と並ぶホラーキャラクターが登場するんじゃないかと思ったけど...そうでもなかったですね💦

『カタカタ』は、
結婚前の女性が、赤いドレスを着た女の幽霊(?)に狙われる。→ドレスが血濡れのような浅黒い赤ではなくて、真っ赤なのがよりホラーキャラクターとしてグッド👍女性の情念か、ただの怨霊なのかわからない。

『鋼』は、
社長にデート相手として紹介された女性は、上半身にずだ袋を被った女性だった。
→ひたすら、不気味でグロテスクです。...途中でスキップしたり、川に流されたりと、主人公に振り向いて欲しくて、吹き矢を飛ばしたりと、可愛く見えてくる不思議な魅力があります。香川照之さんと柄本佑さんが出ていて、香川照之さんが出ると、不気味感が増します。

『うけつぐもの』は、
里帰りした母と子が、祖母宅の蔵でみたものは...→古い家って怖いって思いますね。先祖の写真は小さい頃は怖かったです。


3作品とも、別々の怖さがあり、それぞれタイトルのようにコワイ女性におそれます。“情念”“不明”“母性”と作品ならではの怖さがある映画です。
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