このレビューはネタバレを含みます
ビリーワイルダーの超名作。
円熟期のコメディ調も好きやけど『情婦』に衝撃を受けたものとしては、やっぱりノワールテイストが好きやな~~
サイレントからトーキーへの変遷期に出会ったかつての大女優と3流脚本家の話。
一番最初に結末見せてくれるので、余計中盤惹き込まれた。あの結末にどう持っていくんやろう?と。
衝撃のラストシーンは鳥肌立った。
一応ジョーのことは愛してたっぽいし、激情の果てに殺してもうたのに、カメラ向けた瞬間そんなんどうでもよくなってる…
本当に彼の事を愛してたのではなくて、どこか感じてた孤独を埋めてくれたから、自分の為に脚本を書いてくれていたから、彼の前ではかつての大女優のままでいれたから…なんかな。
執事のキャラも良い。一見冷静そうなのに、経歴聞いたらゴリゴリ狂っててわろた いや全然笑えない
ポンジュノ監督とかでリメイクしたら良さそう
(2022年12月13本目)