一目も二目も置いているシネフィルガチ勢な皆さまの評価が異様に低いのはなぜだろう。というのは大嘘で、確かに初期作に見られたヒリヒリ感というのはいくらか後退している。が、僕が初期の3作よりも『ある子供』…
>>続きを読む森だったり、部屋だったり、アレゴリーの使い方が精密に文学的なんだけれども、描かれた現在は透き通ってて儚い。しっとりとした静かな優しさに涙をこらえ微笑みたくなる。思わず目を覆いたくなるような理不尽と、…
>>続きを読むチッ、なんだ情が移って別れられない夫婦の話かと勝手にガッカリした出だしだったけど全く違ってそこら辺にある様な恋愛ものじゃなくて良かった。ずっと暗い顔だったロレナの表情がチャリを追っかけた時だけ満面の…
>>続きを読む日本には存在しえない「愛」の形。
人間の奥底にある、深い感情を描いた作品。
お金目的で、麻薬中毒の男と国籍取得するため偽造結婚した主人公のロルナ。偽造結婚仲介の組織が、次の結婚ビジネスのために、薬…
私が守らなきゃ。
強くならなきゃ。
愛する尊さと儚さがぶつかり合う。
ロルナは国籍取得のために偽装結婚をしていた。相手の男はヤク中で別に愛なんか少しもない。離婚が決まれば次はロシア人と結婚してお金…
邦題は祈りだけど
なんだか切なかった。
現在でも続いているヨーロッパの移民問題。
日本も何十年後かは、このような商売が横行するのかな。
ダルデンヌ作品観てると前の作品に出ていた少年たちの成長が見…
ダルデンヌ兄弟監督作。
珍しくエンドロールに音楽があった。
驚いたのは「ある子供」に主演をしていたジェレミー・レニエの変貌ぶり。
「マシニスト」の クリスチャン・ベールや「ダラス・バイヤーズクラブ…
こんな商売が存在するんですね。
今作はわずかながら音楽が使われてる。カメラは比較的安定してて、遠景も交える。
新境地ってほどではないけど、これまでのダルデンヌ作品と比べると変化を感じるつくり。
で…