『ロゼッタ』『少年と自転車』のダルデンヌ兄弟監督作
幸せな暮らしを夢見る麻薬中毒の男と国籍取得のために偽装結婚をしたロルナが、彼と過ごす日々の中で本当の愛を知って葛藤する姿を描く
決して派手な描…
『ある子供』『息子のまなざし』で有名な
ジャン=ピエール・ダルデンヌ監督作品。
この殺伐感、斬新さ、相変わらずです。
最も肝心なところで、投げっ放しにしてくれるところ、
ぶった切っ…
中盤の自転車を追いかける微笑ましいシーンからの効果的なジャンプカットが凄いし、台詞や音楽など無駄を一切排除して映画としての語り口に徹底してる良さ。
情と愛を建前に意思を通すロルナの行動は捉え方によっ…
支える誰かの存在で救いを与えるダルデンヌ兄弟作品の中では異色とも言える終わり方。
「ロルナどうしてるかなあ」と、まるで現実に彼女が存在するみたいに思いを馳せる。
慈しみに満ちた顔でひとり横たわる…
国籍を得るための偽装結婚、夢を叶えるための犯罪への加担、人としての倫理に揺れるロルナを一定の距離感を持って見守る。
偽装とわかっていながら、情か愛か、次第に2人の間に芽生える絆。ロルナの為にクス…
子ども
アルバニアからベルギーにやって来たロルナは、国籍を取得するため、社会のつまはじき者のクローディと偽りの結婚をする
ロルナはクローディにも言えない秘密を抱えながらも情緒不安定な彼を支え、いつ…