良くも悪くも相変わらずなダルデンヌ監督の作風なんですけど、今作は一風変わった印象も受けました。
好みは真っ二つに分かれそうですが、個人的には淡々と観ているのは嫌いじゃないので毎度見入ってしまいます…
アルバニアからベルギーへ渡ったロルナ(アルタ・ドブロシ)は、ブローカーのファビオ(ファブリツィオ・ロンギオーヌ)の手引きで、麻薬中毒のベルギー人クローディ(ジェレミー・レニエ)と偽装結婚する。ロル…
>>続きを読むヒロインのロルナの感情の動きに同性として共感できるところがほとんど無く、「あーあ」で始まり「あーあ・・」で終わってしまった。外国映画を観ていると、社会背景も年齢も立場も全く異なるキャラクターであって…
>>続きを読むダルデンヌ兄弟が描く、愛の奇跡。
にして第61回カンヌ国際映画祭脚本賞受賞作品
ベルギー国籍を得るために麻薬中毒者のクローディと偽造結婚した主人公ロルナ。最後は証拠隠滅のために過剰摂取で彼を殺害す…
ダルデンヌからサスペンスを抜くと、他にどこを見れば良いのかわからなくなってしまう。予告編で一目惚れした、笑顔で走り出すカットはまあ好きだけれども。
なぜ手持ちで長回しをするのか、ということをずっと考…
ヨーロッパの移民問題にメスを入れた作品は数多くあります。その中でも本作の出来は、かなり優れたものになっております。
主人公ロルナはお金を得るために偽装結婚をします。その相手とは麻薬中毒者であり、い…
最初は何が起きてるか全くわからず、途中から段々と物語がつかめてくる。
移民にとってどれだけ国籍が大事なことか痛感した。私たち日本人には一生理解出来ないことのような気がする。
ただロルナの急な感情の変…