アンソニー

ボウリング・フォー・コロンバインのアンソニーのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

何故、米国では銃による殺人事件が
これほどまで多いのか
という問題を様々な人にインタビューして
紐解いていくドキュメンタリー映画。

学生による校内での発砲事件の映像
とても怖かったです。
何故、未成年の彼らが簡単に銃を
買えるような環境にあるのか
銀行口座を開設するとお好きな銃を
一つプレゼント。
銃に馴染みの無い日本に住む僕にすれば
驚きのオープニングです。

米国は常に恐怖に支配されている。
どこかに敵を作り上げて
報道や政府が国民の不安を煽る。
人々は銃を持っていなければ
不安で生活できなくなっている。
世界一の大国は世界一の臆病者だと
そんな皮肉が聞こえました。

現代でもまだ銃規制の問題は
続いています。
観る価値は大いにあると思います。