＜あらすじ＞
寅さんがとらやに帰ってくるとそこには青年の良介ことワット君(中村雅俊)が住んでいた。
パチンコ店で良介と意気投合した寅さんは、ワット君が惚れている食堂の看板娘の幸子(大竹しのぶ)との仲を取り持とうとするが、裏目に出てしまい良介は失恋。
その後実家に帰った良介が心配になり様子を見に行った寅さんは、良介の姉の藤子(藤村志保)に一目惚れしてしまう。
＜感想＞
男はつらいよシリーズ20作目。
ようやくまた節目を迎えることができました😁
今作の醍醐味は何と言っても若い頃の中村雅俊と大竹しのぶの出演🌟
中村雅俊はこの頃から低温ボイスで渋くてカッコよかったし、当時20歳の大竹しのぶさんはめっちゃ初々しくて可愛らしかったです✨
声はそのまんまでしたね😊
彼女が大女優になるのも納得の存在感を示していました。
寅さんもマドンナに惚れますが、それよりも今作はワット君と幸子の恋愛に重きを置いた作品となっていました👫
恋愛と言えば百戦錬磨(全敗中・・・)の寅さんはワット君に一生懸命恋愛アドバイス。
どんな映画を観るべきか、熱弁しています🗣
洋画を見るとカッコいい男が次から次へと出てきて、現実に戻った時にお前の顔見てがっかりするからダメ。
ヤクザものも観た後心が寒々として恋だの愛だのという気分になれない。
悲恋ものも当然ダメ。観るべき作品は2人で腹抱えて笑える可笑しい映画がいいそうです。
結局2人は寅さんのアドバイスに従わずにホラーを観て、気まずい雰囲気が流れていました(笑)
因みに自分は確か「オーシャンズ11」を観に行きましたが、次から次へとカッコいい男が目白押しだったなぁ…😅
幸子にフラれた(と勘違いした)ワット君がガス自殺を図ろうとして、その後うっかり煙草に火をつけて大爆発💥
このシーンは驚きました😳
寅さんとマドンナの恋物語が思いっきり霞むほどに、この2人がとても印象に残った回でした💫
