ヒア&ゼア・こことよその作品情報・感想・評価

ヒア&ゼア・こことよそ1976年製作の映画)

ICI ET AILLEURS

製作国:

上映時間:55分

ジャンル:

3.7

『ヒア&ゼア・こことよそ』に投稿された感想・評価

再見。ドゥルーズが語っていたように「and」=「と」で異なるものを繋いでいくことの重要性が70年代ゴダールの到達した一つの回答だろう。他方でストローブについてはどちらかといえば「or」=「か」で異な…

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途中寝てしまったので機会があればもっかいちゃんと見たい。
寝てしまったがめちゃくちゃ面白かった。主題を映像と音の饗宴を通じて伝えるゴダール真骨頂。
トマト

トマトの感想・評価

4.1

こことよそについての、ここ+よそ、ここ-よそ、ここ×よそによるゴダール的主張と宣言。
分解によって露見するのは、単なる統合の要素でしかないが、わたしたちが二項について考察すべき意味はあるし、それは義…

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後に続くモンタージュ手法の萌芽ってここからだな、等式的に画像・映像を連鎖させて、その隙間を我々に思考させようとしてくる感じ、『映画史〜』以降ちょっと着いてくのしんどいけどここまでならかなり面白く理解…

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1970年初頭のパレスチナ情勢ということで身構えて見たけど、意外と腑に落ちる。
勿論耳馴染みのない固有名詞も多く出てきてそれは勉強するしかないのだが、ゴダールが「ここ=フランス」と「よそ=パレスチナ…

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「よそ」を聞くために「ここ」で見ることを学ぶ。
これがむずいんや…
自分の主観的世界の外へは出られないという絶望を知りながら、どのように希望を見出すか?


質問をして、充分な答えが得られなかった時…

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再見。大事なことは2回3回と言ってくれるからゴダールは親切。『ゴダール・ソシアリスム』でも(たしか)語られていた「強制収容所で肉体が衰弱したユダヤ人がドイツ兵に何と呼ばれていたか…イスラム教徒だ。(…

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Yuhi

Yuhiの感想・評価

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闘争は続いている。「あのこと」にしないために、こことよその接続に努めなければならない。

東京都写真美術館で鑑賞、何とも言えないタイミング。
最近は、配信で気になったところを巻き戻しながら見ることが多かったので、字幕のスピードについていけない。退化した。
もう一度見たいけど、単体では廃盤…

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奇しくも中東情勢が急激に悪化してしまったタイミングで、さらに足立正生のアフタートーク付きで鑑賞することに
難解な内容で記憶に残りやすい作品ではないけれど、おかげで印象深い映画体験になった

「ユダヤ…

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