ヒア&ゼア・こことよそに投稿された感想・評価 - 4ページ目

『ヒア&ゼア・こことよそ』に投稿された感想・評価

世界を二つに分けるのは
あまりに単純で たやすい
(本編より)
ぼくらは映像を提示しようとしているのではなく、映像の間の関係を提示しようとしている
(ゴダール全評論・全発言Ⅱより)
床ずれ

床ずれの感想・評価

3.0
「勝利まで」という単線的な思考から、「こことよそ」という複数的思考へ。
若松孝二・足立正生の『赤軍-PFLP 世界戦争宣言』より面白く観れたのは、その複数的視点があったからか。
k

kの感想・評価

-

世界は区別することによって立ち現われる。ここ(フランス)とよそ(パレスチナ)が違う場所なのだと区別することでこの映画が成り立っているように。世界はそういった複数のイメージの連続で成り立つ。資本主義は…

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Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

3.0

‪「ゴダール/ソニマージュ初期作品集」‬
‪本作は『ヒア&ゼア こことよそ』『パート2』『うまくいってる?』の3作品で最小限な物語の系列、恋人の日常を映す中、ホロコーストの犠牲者とヒトラー、イスラエ…

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中庭

中庭の感想・評価

3.8

「目と言語=舌のあいだには、激しい闘いがあります。目とは人民であり、言語=舌とは政府です。政府がみずからの見ることについて語り、それに応じて行動するなら、結構なことです。それは医者の言葉なのですから…

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enz

enzの感想・評価

-
けっこうなレベルでどうでもいい
こんなものに時間使うなら谷崎読み返した方がよかった
停滞

停滞の感想・評価

3.6

わかりやすくはないが説明的でこれも映画だけどもはやゴダールの宣言のよう。

タイトル的にはici(フランス)とailluers(パレスチナ)を対置しているが、そのほかにも空間と時間、映像と音などを対…

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MURANO

MURANOの感想・評価

3.5

パレスチナ問題をドキュメンタリーとして製作する人間は多くいるだろうが、そこに自らの映像理論を交えるといった“このスタイル”で語る人間はゴダールしかいないだろう。

これは紛れもなくパレスチナについて…

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ooospem

ooospemの感想・評価

3.0
「ET」

映像とは時間のこと、ゴダールはいつも映画とは人生だと言って映像でごちゃごちゃやってくれる
まだ と すでに
ここ または よそ
いつも または 決して

すべて または 無

読み物の背景に映像

2017.4.13

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