ぶみ

ザ・ロックのぶみのレビュー・感想・評価

ザ・ロック(1996年製作の映画)
4.0
Welcome to the Rock.

マイケル・ベイ監督、ショーン・コネリー、ニコラス・ケイジ、エド・ハリス等の共演によるアクション。
過去の作戦に対する政府への怒りから、「ザ・ロック」と呼ばれるアルカトラズ島を占拠したアメリカ海兵隊の准将と、事件に対峙するFBI捜査官、FBIが協力を依頼した伝説の元スパイ等の姿を描く。
公開当時、劇場鑑賞した作品であり、久々の再鑑賞。
准将をハリス、捜査官をケイジ、元スパイをコネリーと主役級の三人が勢揃いしているのに加え、ジョン・スペンサー、デヴィッド・モース、マイケル・ビーン等も登場、またチョイ役ではあるものの、戦闘機のパイロットとしてジム・カヴィーゼルが登場しているのも見逃せないポイント。
何より監督マイケル・ベイ、製作ジェリー・ブラッカイマーは黄金タッグと言えるものであり、アクションは派手の一言。
序盤にあるサンフランシスコでのフェラーリF355とハマーのカーチェイスに路面電車が絡むシーンを皮切りに、舞台をアルカトラズ島に移してからも銃撃戦あり、トロッコあり、爆発ありと、とにかく全編クライマックスと言っても過言ではないほどで、最近観た同監督『アンビュランス』の原点ここにあり、と言った内容となっている。
そこにハンス・ジマーの荘厳なテーマが加わり、ザ・ハリウッドと言えるエンタメ感満載の仕上がりになっているとともに、VFXやCG全開の最新作とは違い、90年代らしい味のあるアクションが楽しめる名作。

アルカトラズが再開した。
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